記憶の表象

イラストレーションブログ
記憶の中の何かを形にしていく作業

新しい車

20140104 もう去年の暮れになるが、我が家に新しい車がやってきた。小さいながらも最新型の輸入車。東京に越した時に前の車は手放してしまったが、地下鉄もバスも網の目のように路線が入り組み数分おきにやってくる都会と違って、現在の住まいでは車は必需品。小さいながらも百人力、と言うよりは我が家のマイカー系譜的には順当な選択といえる。  前回がいわゆるエンスーだったために当然といえるのだが、最新式の装備には目を見張る物がある。細かく位置を調整できる暖房熱線入りシートにセミマニュアル/オートが選べるシフト、バックすると「オーライ」の変わりにピーピー鳴り響く障害物センサーに、リモコンドアロックは解除するたびに「お帰り!」と喋りかけてくるようで楽しい。レバーの先の小さなボタンを押すと計器パネルの表示が様々に入れ替わるのは、はっきり言ってあってもなくてもどうでも良い便利な機能だ。  今のところは近所に買い物に行くぐらいしか活躍していない我が家のニューフェイス。春が来ればドライブにキャンプにと大活躍するはずだが、エンジンをかけると小さく雪のマークが「寒いから凍結に気をつけて」とささやかに主張する季節が終わるまでは慣らし運転として大人しくしているほか無いだろう。
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