イラストレーションブログ
記憶の中の何かを形にしていく作業
ふと気が付くと季節は巡り、どんなに日差しが強くても秋風が心地よく感じるようになった。過ぎ去って気が付くのはいつも夏の間にし残したこと。ジリジリと肌を焼く日差しの下でやっておきたかったことばかりが頭をよぎる。
それでも今年の夏は二つのかき氷が印象に残った。一つはタンバリンギャラリーでロバミュージアム2014の最終日に、ギャラリーボビンのオーナー笹木さんに作っていただいた、奥様お手製のフルーツコンポートのせかき氷。もう一つは山間の古寺のすそ野にあるお茶屋で食べた、素朴な黒蜜だけかけたかき氷。かたや嵐の蒸し暑い風に吹かれて、もう一方は木陰の涼しさに吹かれて。どちらも見た目以上に美味しかった。
夏に定番のカキ氷を堪能して今年は悔いがないかと問われるとそうでもない。白玉と練乳がかかったかき氷が食べたくてあちこち走り回ったのに、結局出会うことができずに終わってしまった。どこかにクーラーのない日本家屋で白玉と練乳のかかったかき氷を夏と一緒に出してくれる店がないものだろうか。
イラストのキャラクターでLINEスタンプを作りました。
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2014年9月13日
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楽
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