イラストレーションブログ
記憶の中の何かを形にしていく作業
気温もそれほど上がらない晴れの午前を歩く。住宅街には鮮やかな秋の花があふれて視線をさらうが、あまり見つめていると他人の敷地を覗き込んでいるようで落ち着かない。
境界を示す敷地の塀や生け垣に、ただフェンスや常緑樹を植えたのでは味気ないと花を飾る。季節ごとに咲き誇る大きな花木を植えたり、小さな草花を植えたプランターをフェンスにかける。本来は通りの往来から視線を遮る役目を担うはずの生け垣に、華やかに視線を集めるためのワンポイントが生まれれば、覗き込む人がいても無理のない事だろう。
闇雲に花を植えるのではなく、人の視線も考えて花を配置する。住宅街のガーデニングはそんな考えも必要なのだと思うのだが。
2013年9月29日
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景
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