イラストレーションブログ
記憶の中の何かを形にしていく作業
四十数年ぶりの豪雪が日本列島を襲う中、我が家のベランダでは植物たちの越冬問題が浮上していた。例年並みの寒さなら特に何をする事もなく終わるのだが、今年の寒さはちょっとばかり尋常ではない。
シダ類とクワズイモ、ミニバラは早めに大きな段ボールをくりぬいて即席温室にして覆った。特に寒さに弱い観葉植物は部屋の中に移動させた。残るはレモンの木。親木と苗木を一緒くたに新聞紙で巻いていたのだが、それでは苗木に日光が当たらない。外に出したら出したで低温にやられそう。考えあぐねて鉢一つだけ新聞紙を筒状にして巻き、透明なビニールをかぶせて小さな小さな温室を作り上げた。
ホームセンターに行くと庭の植木用に簡易温室が売られている。安いのから高いのまでピンキリ、機能もそれなりに。鉢一つ分のビニールも売っている。そんな情報は頭に入っているのだが、いざとなると自作で何とかなってしまう物なのだ。何しろ真冬の数ヶ月の間だけ持てばいいのだから。
今日も小さなレモンの苗木は暖かそうに空を見上げている。
2014年2月10日
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生
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