イラストレーションブログ
記憶の中の何かを形にしていく作業
朝晩の気温がだいぶ低くなり、扇風機も夏掛け布団も仕事が無くなった、世間はもうすっかり秋。台風が過ぎて一雨ごとに深まっていく。
夏の終わり、キンモクセイが咲く頃には、毎年うるさいくらいに虫の音が聞こえていたのだが、今年の秋はどこか静かだ。引っ越したせいで虫が鳴かない場所に来てしまったのかと不安になるが、去年は確かにうるさく虫の音が聞こえていた。他はどうだろうと調べてみたら、実家のジャングルのような庭でもあまり虫の音は聞かれない。
コレはいったいどうした事なのか。夏が暑すぎてキリギリスもコオロギも弱ってしまったのか?それとも何か悪い物が地上に蔓延しているのか。あちらからもこちらからも有害物質の噂は後を絶たない。「今年の夏は暑くて余力がないよ」と一息入れているだけなら良いのだが。虫の音に包まれるあの空間が懐かしい。
2013年10月19日
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惑
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